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家庭の庭や駐車場に畑など、いたるところにたくさん生えてくる雑草。
休みの日に草むしりや草刈りをするにもなかなか労力が必要ですよね。
除草剤をまいている方もいらっしゃると思いますが、小さなお子さんやペットを飼っているご家庭では安全性を考えると使用できないことがほとんど。
やはり地道に草むしりするしかないか…とお思いの方、除草剤にお酢が使えるって知っていましたか?
本記事では、お酢の除草剤についてご紹介いたします。
なぜお酢?除草効果はあるの?
お酢の主成分は酢酸(さくさん)です
一般的な料理で使う「食酢」の中には3~5%程度含まれています。
酢酸は、天然成分で効果的に雑草を除草できます。
なぜなら、植物は強い酸性やアルカリ性を吸収すると、内部から弱って枯れることが多いからです。
そのため、酸性成分の濃い酢を土壌までしみ込ませることで、雑草を根から枯らす効果が期待できるでしょう。
100%食品成分なためペットや小さなお子さんのいる家庭などでも、安心して使える除草剤です
お酢は除草剤に比べて害が少ないので、多くの園芸家や農家に好まれています。
残したい植物に触れないように気を付けて、噴霧機などで直接雑草に酢をかけます。
また、効果の強い園芸用の酢に食器用洗剤や塩を混ぜてかけると、しぶとい雑草も除草できるでしょう。
家庭にあるお酢で除草剤は作れる?
お酢の除草効果として、酢酸が5%あると有効とされています。
一般的な料理で使うお酢の中には3~5%含まれておりますので、家庭にあるもので使用できます
ホームセンターやガーデニングストアなどでは「お酢の除草剤」という商品が多くみかけられるようになりましたが、家庭にあるものでお手軽に作ることが出来るのは嬉しいですよね。
【お酢の除草剤】作り方
1.酢をジョウロやスプレーボトルなどに入れる
穀物酢やリンゴ酢など、酢酸が3~5%のものはそのまま使用してください。ホームセンターなどで売られている酢酸20%のものは、5%くらいになるように水で薄めてください
2.お酢に食器用洗剤を混ぜる
お酢の成分「酢酸」が植物につきやすいように、洗剤を混ぜます。お酢2リットルに対して小さじ1杯ほどの少量で大丈夫です。お酢と洗剤の量は散布する範囲に対して調整してください。
はい、これだけで完成です!
とても簡単に作れますのですぐに試したい方におすすめです。
散布方法
ジョウロやスプレーボトルに除草剤を作成したら、いよいよ散布です。
ポイント・注意点を2つ挙げますので、下記のことに注意して行ってください。
1.葉っぱや根元にたっぷりとまんべんなく散布する
注意点は散布された部分のみに効果が出るので、枯らせたい部分にはまんべんなくたっぷりと散布するようにしましょう!
2.残しておきたい他の植物にかからないように気を付ける
お酢は雑草だけでなく、野菜や花なども枯らしてしまいます。散布する周りに十分注意して行いましょう!
1日経過して効果が得られなかった場合は、再度散布してみましょう
晴れの日に散布する
雑草にお酢の除草剤を散布するのは、日差しが出ている晴れの日に行いましょう
日差しによって効果を高められ、乾燥を促進する作用が働きますので効果が得られやすです。
万が一急に雨がふってきたら、また後日散布してみましょう。
また、晴れていても風が強く吹いている日ですと、風で散布した液体が飛ばされてしまうので、風の少ない晴れた日に散布するのが一番適しています。
効果が得られない強い雑草への対処法
上記で作成した【お酢の除草剤】では、効果が得ることができない強い雑草もあります。
そんな雑草には酢酸の濃度を高くしたものを散布しましょう。
家庭の食用品のお酢では酢酸の濃度は5%ほどですが、
ホームセンターなどで売られている園芸用の酢酸20%のもの使用します。
除草剤の作成方法は変わりませんが、お酢1リットルに対して洗剤小さじ1杯で作成してください。
それでも効果が得られなかった場合、酢酸+洗剤+塩を混ぜることで効果が得られることがありますので試してみてください。
まとめ
除草剤において気になるのが効果はもちろんのこと、周囲への安全性だと思います。今回ご紹介したお酢でしたら100%食用でしたら安全的なので、小さなお子さんやペットを飼っているご家庭でも安心して使用できますよね。
一度枯れたら一生生えなくなるわけではありませんので、定期的に行うことが必要ですが、雑草を手でむしったり草刈り機を出すことと比べるとものすごく簡単で手軽にできますよね。
家庭の雑草でお困りの方はぜひ試してみてください。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。