一気に紫外線が強くなる夏、多くの方が日焼けを塗られているかと思います。近年では一年中日焼け止めを塗ることを推奨されているほど、紫外線対策は重要視されています。
日焼け止めと化粧下地を併用して使用する場合、「どっちから塗ればいいんだろう…」と皆さん一度は悩まれたことがあるのではないでしょうか。今回は正しい順番を解説していきます。
日焼け止めと化粧下地の正しい順番!どっちが先?
結論:日焼け止めを塗ってから化粧下地を塗ります!
日焼け止めは化粧水や乳液などのスキンケアが終わった後に塗り、その後化粧下地→ファンデーションという順番で塗ります。
日焼け止めと化粧下地の用途はまったく別ものなので、日焼け止めの効果と化粧下地が果たす役割を最大限にいかすために順番はとても大切です。
日焼け止めは肌を紫外線から守るものであるのに対し、化粧下地は肌の表面を整えることによってファンデーションの持ちや崩れをカバーする役割があるからです。ですので、先にそ日焼け止めを塗った後でが化粧下地を塗ることによって、日焼け止めが肌にしっかりと密着され、その後塗ったファンデーションを崩れにくくしてくれます。
例外のもの
最近登場しているスプレータイプやミストタイプのものは、化粧がすべて完了した後で上からふりかけるものなので、一番最後に使用します。
また、パウダータイプのものもファンデーションを塗った後に使用します。おしろい粉のように上からパタパタと塗って使用します。
日焼け止めのタイプによって使用方法が異なるので、購入する際にはご自身のご希望にそったタイプのものを選ぶようにしましょう!
ミストタイプ・スプレータイプ・パウダータイプは化粧が終わった後で使用するものなので、化粧下地の前に塗り忘れてしまった時に使用することができるのでおひとつ持っているととても便利です!
タイプ紹介 ~自分に合ったタイプのものを選ぼう~
日焼け止めにはさまさまなタイプのものがあります。ご自身の肌質や、使用しやすいタイプのものを選ぶようにしましょう。いくつかタイプをご紹介いたします。
ミルクタイプ
ミルクタイプは肌に潤いを与えながらしっかりと紫外線をカバーしてくれるので、乾燥肌や敏感肌の方におすすめです。軽いつけ心地で塗りやすく、乳液と似たテクスチャーです。普段はミルクタイプでない方も、乾燥が気になる秋冬はミルクタイプを使用する方も多いです。
しっかりと肌に密着するため、他のタイプよりも崩れにくく、UVカット効果が持続しやすい日焼け止めです。化粧下地として使用することができるものも多く、ウォータープルーフタイプのものも多く販売されておますので汗をかきやすい季節にも安心して使用できます。
ジェルタイプ
ジェルタイプは水のような軽い付け心地でサッと塗ることができるので、汗をかきやすい季節に大変人気です。みずみずしいジェルタイプは肌がべたつくことがありませんので、脂性肌や混合肌の方におすすめです。ミルクタイプと同様、ウォータープルーフタイプのものも多く販売されていますので、汗をかきやすいレジャーシーンにもおすすめです。
パウダータイプ
パウダータイプはメイク後の肌に乗せるだけで、化粧を崩さずにUVケアができる優れものです。また、塗り直しにとても便利です。時間がない中で塗りなおしをしたい時でもメイクの上からサッとパウダーをのせるだけで、メイク崩れやテカリも簡単にお直しできますので、お仕事などで忙しい方にもおすすめです。コンパクトで持ち運びしやすいので、バッグやポーチの中におひとつあると便利です。
スプレー・ミストタイプ
スプレータイプ・ミストタイプは、肌に直接シュッと吹きかけて使用します。その為、手が届かない背中や塗りにくい首筋などにも簡単に使用することができます。重ねづけしてもべたつくことがなくサラッとした仕上がりですので、気になった時に何回でも手軽に使用できます。
また、日焼け止めを嫌がるお子さんにもおすすめです。シュッと吹きかけるだけで簡単なので、一瞬でUVケアができるのは嬉しいですよね。
肌だけでなく髪の毛にも
紫外線対策はお肌だけケアしている方が多いと思いますが、実は髪の毛も紫外線によりかなりのダメージを受けています。お肌と同様、紫外線を浴びると下記のような様々なトラブルを引き起こしてしまいます。
- 髪の毛の痛み
- 頭皮の痛み
- フケや痒み
- 切れ毛
- 薄毛
- 抜け毛
- シミ・シワ・たるみの原因
一番下の「シミ・シワ・たるみの原因」に驚かれた方もいるのではないでしょうか。
顔のお肌と頭皮は一枚でつながっているので、頭皮がダメージを受けるとお顔にまで影響が及んでしまいます。髪の毛・頭皮のダメージへのダメージを抑えることで、お顔のお肌のケアにもなりますのでしっかりと紫外線対策をしましょう!
髪の毛に使える日焼け止め
髪の毛に使える日焼け止めのタイプはスプレータイプ・ミストタイプ、ミルクタイプ、オイルタイプなどがあります。
ご自身の普段のヘアスタイルに合わせて使用しやすいテクスチャーのものを選ぶようにしましょう。
スプレータイプ・ミストタイプ
髪の毛の表面から数センチ離れたところから、髪の毛に直接ふりかけます。その後クシや手でなじませるとより効果的ですが、すでに髪の毛を縛ったりクリップで留めたりと、ヘアアレンジを行ってしまった後でしたらふりかけるだけでも十分に効果があります。忙しい朝、最後の仕上げにシュッとふきかけるだけで簡単にUVケアができます。
ミルクタイプ・オイルタイプ
ミルクまたはオイルを手のひらに適量とり、手のひらになじませたら髪の毛に揉みこむようにして使用します。この時、たくさんつけすぎるとべたついてしまうので、使用する商品のパッケージに記されている使用目安量を参考にしてください。髪の毛が広がりやすい方や乾燥が気になる方はこのミルクタイプ・オイルタイプがおすすめです。
髪の毛に潤いを与えながらしっかりと紫外線から守っていきましょう!
まとめ
本記事では日焼け止めと化粧下地の塗る順番や、日焼け止めの種類のご紹介、髪の毛や頭皮への紫外線対策についてもご紹介させていただきました。
自分の好みのテクスチャーやライフスタイルに合わせて日焼け止めを選び、お肌・髪の毛・頭皮もしっかりと紫外線対策をして、大切なお体を守っていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。